キャタピラー(CAT)ミニユンボの価格を完全攻略|中古の実例データから比較!
「キャタピラーのミニユンボって、いくらくらいが相場なんだろう?」
「同じ型番なのに、なんでこんなに価格に差があるの?」
調べれば調べるほど、混乱してしまいますよね。
キャタピラーのミニユンボは、建設・農業・解体など幅広い現場で人気が高い一方で、
価格情報だけがとにかくつかみにくい機種でもあります。
キャタピラー(CAT)製のミニユンボは、国内でも人気が高い一方で、価格情報が非常に見つけにくい機種でもあります。
その理由は、
・車両ごとの装備差や稼働時間によって価格が大きく変わること
・販売された直後に情報が消えてしまうこと
この2点に集約されます。
たとえば同じ「CAT 303」でも:
- 稼働時間500h・配管あり・整備済:約250万円
- 稼働時間3,000h・装備少なめ:約130万円
このように、同じ型番でも100万円以上の価格差が出ることも。
そこでこの記事では、実際に流通したキャタピラー製ミニユンボの販売価格・状態・稼働時間をもとに、
「今いくらで買えるのか?」「何を基準に選べばいいのか?」を徹底的に“見える化”していきます。でを徹底解説していきます。
キャタピラー(CAT)ミニユンボ 中古実例データ一覧
機種名 | 重量・クラス | 中古価格 | 稼働時間・状態などの例 |
ME08 | 約0.8 t | 約69万円 | 稼働不明、全塗装・油圧チェック済、広島在庫 |
ME15T | 約1.5 t | 約32万円 | 稼働不明、2015年式・倍速付きモデル(落札32.8万円) |
ME15T | 約1.5 t | 約48万円 | 稼働不明、静岡で倍速付き実例(48.5万円) |
MM30T | 約3 t | 約88万円 | 稼働1,959h・2000年式(売却済) |
MM30CR | 約3 t | 約–万円 | 稼働2,405h(海外オークション落札例) |
MM20SR? | 約2 t | 約–万円 | 海外出品あり |
機種名 | 重量・クラス | 中古価格 | 稼働時間・状態などの例 |
---|---|---|---|
CAT 301.5 | 約1.0t | 約145万円 | 2021年式、稼働832h、整備済、欧州販売 |
CAT 301.5 | 約1.0t | 約172万円 | 2021年式、稼働1,908h、整備済 |
CAT 301.8 | 約2.0t | 約290万円 | 2023年式、稼働10h、ローアワー |
CAT 301.7D | 約1.8t | 約320万円 | 2022年式、稼働726h、整備済 |
CAT 302.7DCR | 約2.4t | 約420万円 | 2023年式、稼働478h、欧州販売 |
CAT 302.7DCR | 約2.4t | 約405万円 | 2021年式、稼働2,127h、欧州販売 |
CAT 303 | 約3.8t | 約143万円 | 2005年式、稼働3,845h、日本国内販売 |
🔍 データから見えるポイント
- 年式の新しいモデル(2021年以降)は、1.0tクラスでも150万円以上が相場
→ 稼働時間800h台のものでも150万円を超える傾向 - 2.0tクラス以上は、使用時間が少ないと300万円〜台に突入する
→ 10hなどのローアワー機は特に高値 - 2.4t以上のDCRモデルは、海外流通モデルが多く見られる
→ 輸入販売元によって装備・整備状況にばらつきあり - 古いモデル(例:CAT 303/2005年式)は価格が抑えめだが、稼働時間は多め
→ 稼働3,000h超、メンテナンス状態によっては追加コストも
CATミニユンボを検討中の方へ
- 2021年以降の機体を狙うなら、150〜400万円の予算感が必要
- 価格が安く見えても「年式」「稼働時間」「装備内容」を必ずチェック
- 整備履歴のある機体やローアワー品は価格が高くても安心材料になる
なぜCATのミニユンボは高値で取引されるのか?
CAT(キャタピラー)は、世界最大級の建機メーカーであり、そのミニユンボも「耐久性・操作性・サポート体制」において高く評価されています。以下の理由から、中古でも高値での取引が多い傾向にあります。
- 構造の堅牢さと長寿命設計
フレームやアームの作りが頑丈で、10年以上現場で使えることも珍しくありません。 - アフターパーツが豊富
国内外での流通量が多く、部品の入手性や整備性が良好です。 - キャタピラー正規代理店の整備実績
ディーラー整備済み車両は再販価値が高く、安定した品質が担保されやすいです。
⚠ 中古ミニユンボ選びで注意したい3つのポイント
- 「倍速付き」など装備による価格差に注意
同じ機種でも、油圧配管やブレードの有無で数十万円の差が出ることがあります。 - ローアワー=良品ではない場合もある
保管状態や前オーナーの使用方法によっては、稼働時間が短くても劣化が早いことも。 - オークションや個人出品にはリスクも
価格は安い傾向にありますが、整備歴が不明な車両やトラブル履歴が隠れている可能性もあります。
中古価格は「現場の相場感」を知るのがカギ
中古ミニユンボは、新車のように一律の価格がついていません。
そのため、「同型番でもいくらの差があるか」、「どの年式から価格が上がるか」など、実例ベースでの相場感把握がとても重要です。
今回紹介したCAT製のミニユンボ実例は、そうした価格の目安をつかむためのリアルな参考情報です。購入や売却の際の判断材料として、ぜひお役立てください。